小さいおうち [ラブストリー]
監督は山田洋次。原作は中島京子が直木賞を受賞した作品である。山の手の赤い屋根のモダンな家に住む平井家。そこで女中として働いていたタキが亡くなった時に残した一冊のノートを読みながら、物語は進んでいく。そこには戦争という時代の波もおしよせる。若いときのタキは黒木華、晩年のタキは、倍賞千恵子が演じている。タキのひそかな思いに最後に気づかされる。暗い映画かと思っていたら、そうではなく、絵本を読んでいるような、不思議な感覚の映画だった。
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